宮林 真未奈先生
Miyabayashi Mamina
プロフィール
- 出身地
- 東京都
- 出身大学
- 東京女子医科大学
- 卒業年度
- 2011年度
- 放射線科医歴
- 9年
- 資格
- 放射線科診断専門医
- IVR専門医/指導医
- 専門分野(IVRのなかでも
得意分野あれば) - 消化管出血や内臓動脈瘤
- 趣味
- カラオケ、港区のレストラン開拓、歴史の学びなおし
これまでのキャリアを教えてください
2011年 東京女子医科大学卒業
2011年 東京大学医学部付属病院 初期研修
2012年 がん研究会有明病院 初期研修
2013年 三井記念病院 消化器内科
2016年 慶應義塾大学病院 放射線診断科
2018年 荻窪病院 放射線診断科
2022年 慶應義塾大学病院 放射線診断科 IVRグループ
2024年 東京都済生会中央病院 放射線診断科 IVR担当
所属施設の簡単な紹介
<病院>
- 港区の東京タワーの麓にある、525床の急性期病院。
- 救命救急センターを持ち、外傷はじめとした三次救急も積極的に対応している。
- 救急科をはじめ、内科外科ともに臨床科のアクティビティが高い。
- 若手が前線にたち活躍する、活気ある病院。→初期研修医のマッチングで常に人気病院。
- 臨床科の垣根は低く、お互いに相談しやすい。
<放射線科>
- 常勤5人(所属長、読影医1人、IVR医1人、専修医2人)
- CT4台、MRI2台、US
- IVR件数は昨年度340件/年
IVR医を目指した理由
専修医の頃の、勤務先の上司(IVR指導医の資格を持つ女性医師)との出会い
- 臨床科からの手技を依頼され、完璧に手技をこなす姿がかっこよかった。
- 放射線科は密室でただひたすら読影をするという印象が強かったが、IVR医である上司はコミュニケーション能力が高く、他科からも人気者だった。
読影もIVRも一症例一症例丁寧に学べる環境
専攻医の頃、手技自体はもちろん楽しいが、どちらかというと画像をなめるように読みこみ、画像構築をして治療戦略を立てる過程にやりがいと楽しさをより感じた。
現在の業務の割合(IVRが占める割合や、読影・研究などとの比率)

プライベートの過ごし方
子供の中学受験、バスケットボールのサポート
<中学受験>
- オンコールや、緊急IVRで帰宅が遅くなることが多く、子供にずっと付きっきりは不可能。親がいなくても一人で効率よく勉強できるように、 テスト対策のまとめプリントを作っている。
- 子供にとっても、ずっと親が隣にいるよりは、気持ちよく勉強できるのではと思っている。
<バスケットボール>
- 練習試合や大会の試合動画を振り返り、自宅で一緒に自主練をしている。(自宅内にバスケットゴールがある)
仲の良い友人(他科やIVRグループ同僚)との息抜き

IVRのこれがいい!&これは大変…!
これがいい!
- IVRを通じてほぼすべての科の治療に関わる事ができ、他科と「協力して」診療にあたることができる。
- 最後の砦で依頼されることも少なくなく、達成したときはこの上ない喜び。
IVRのこれは大変…!
- 三次救急病院には少なくとも2名以上のIVRがいないと、個人の生活のQOLを維持することが難しいかもしれない。
- 臨床科からの信頼を得られなければ症例数は維持できない。「良い人」だけでは信頼は得られない。技術を伴わなければいけない。
よって常に技術の向上を目標に頑張る必要がある。(どの科も一緒だと思うが) - 患者はawakeなので、手技の指導には気を遣う。
これからの目標、挑戦したいことを教えてください
- 当院でのIVR医の育成。
- 外科/内科志望の研修医や、若手臨床科に対する非血管系IVR育成。
- 症例件数維持
- 自分の技術向上に努める
- 毎年学会発表する