小徳 暁生先生
Kotoku Akiyuki
プロフィール
- 出身地
- 神奈川県
- 出身大学
- 聖マリアンナ医科大学
- 卒業年度
- 2011年度
- 放射線科医歴
- 13年
- 資格
- 日本放射線学会放射線診断専門医
- 日本IVR学会専門医
- 専門分野(IVRのなかでも
得意分野あれば) - 現在血管系IVR中心に修練しています
- 趣味
- 料理
これまでのキャリアを教えてください
初期研修:聖マリアンナ医科大学病院
後期研修:聖マリアンナ医科大学病院 放射線科入局。関連病院のほか 国立成育医療研究センター、国立循環器病研究センターなどで勤務
所属施設の簡単な紹介
国立循環器病研究センターは550床(集中治療ユニット88床)の心血管、脳卒中に特化した病院です。
スタッフは計 8 名、放射線科診断専門医6名うち IVR 専門医4名、核医学専門医2名
IVR医を目指した理由
救急放射線領域への興味から始まった放射線科医への道
元々急性期疾患に興味があり、救急医も選択肢として考えていました。初期研修医時代、夜間救急診療の際に24時間対応している放射線科医に頻繁に助けを求める機会があり、
画像診断学をしっかり勉強したいと思うようになりました。また、外傷診療とIVRも切っても切れない関係ですから、
自分にあってる仕事だと思い放射線科医の道へ進むことになりました。
サブスペシャリティ“心血管循環器領域”とのめぐりあわせ
循環器領域に特化するようになったきっかけは、当時のメンターの急な留学でした(笑)。多忙な業務を引き継ぐ形で心血管領域に携わる機会が増えました。
はじめは循環器領域の診断学そのものや、命に直結するスピード感についていくことが難しいと思っていましたが、学びを深めるほどにこの領域の面白さを実感し、
ステントグラフトなどIVRもスキルアップを目指すようになりました。
現在の業務の割合(IVRが占める割合や、読影・研究などとの比率)
週5日勤務(土日休み、当直なし)、月に3〜4回IVRオンコール
画像診断:IVR=1:1
IVRは4〜5件/週。読影は多い時は30-40件/日ほど。ステントグラフトやCTEPHに対するBPA(肺動脈拡張術)などを手掛けています。
PTRA や内臓動脈瘤・肺動脈奇形 の塞栓術、産科出血への止血術など血管系IVRに特化しています。
プライベートの過ごし方
週末は自分の時間を大切にして、平日や緊急に備えて英気を養い、

IVRのこれがいい!&これは大変…!
これがいい!
直接患者と接する仕事で、患者・家族から直接感謝される機会があり、とてもやりがいがある仕事です。
IVRのこれは大変…!
責任ある業務を任されることが増えてきて、充実した日々を送っていますが、予定業務に緊急業務が立て込むと大変です。
術前のプラン通りにいかない時、切迫する状況下で治療が思うように進まない時は不完全燃焼になりますが、すぐに相談に乗ってくれる上司がいるので恵まれた環境にいると思います。
これからの目標、挑戦したいことを教えてください
ステントグラフト指導医取得を目指しているほか、学会発表や論文執筆にも力を入れていく予定です。
忙しい生活の中でプライベートや業務、自己研鑽の時間のバランスをとれるように時間を上手に使いたいです。