鳥飼 秀幸先生
Torikai Hideyuki
プロフィール
- 出身地
- 千葉県
- 出身大学
- 大阪大学
- 卒業年度
- 2008 年
- 放射線科医歴
- 14 年
- 現勤務先
- University of Virginia Health
- 資格
- 放射線診断専門医
- IVR 専門医
- ECFMG (Educational Commission for Foreign Medical Graduates) certification *米国外の医学校を卒業した医師が、米国でレジデンシーやフェローシップを受けるために必要な資格
- 専門分野(IVRのなかでも
得意分野あれば) - 画像診断 IVR 全般
- 趣味
- サイクリング、ジョギング
これまでのキャリアを教えてください
平成 22 河北総合病院内科後期臨床研修医
平成 23 慶應義塾大学放射線科後期臨床研修医
平成 25 川崎市立川崎病院放射線診断科医員
平成 28 慶應義塾大学病院放射線診断科助教
平成 29 平塚市民病院放射線診断科医長
平成 30 慶應義塾大学病院放射線診断科助教
令和 3 University of Virginia, Radiology and Medical Imaging, Visiting Research Scholar
令和 5 University of Virginia, Radiology and Medical Imaging, Clinical Fellow
所属施設の簡単な紹介
バージニア大学(UVA)は、シャーロッツビルにあるバージニア大学付属の大学病院です。
病床数はおそらく 750 床程度(分院やこども病院などがあるため正確には分かりません…)です。レベル1外傷センターに指定されていますが、比較的田舎に位置しているため、銃創などは思ったほど多くはありません。
IVR医を目指した理由
- 専修医 1-2 年目は慶應義塾大学研修でしたので、IVR の上司の先生方にはとても恵まれました。何となく IVR ができるようになれば良いとは思っていましたが、そこまで IVR に傾倒するには至りませんでした。
- 専修医 3-6 年目で勤務した川崎市立川崎病院の放射線科部長が成松先生で、IVR 医だったため、その影響を受けて IVR を志すようになりました。
- その後、慶應義塾大学へと戻り、IVR を専門とすることに決めましたが、読影の仕事も両輪で行うようなスタイルになりました。
現在の業務の割合(IVRが占める割合や、読影・研究などとの比率)
読影: 90 %
透視/IVR 手技: 10 %
研究: 時間外
現在、小児領域のローテートを行っているため、手技は小児の透視造影手技のみを行っています。
来年からは再度、生検やドレナージは行うかもしれませんが(当院をはじめ、一部の東海岸の施設では、一般的な画像ガイド下生検やドレナージは、Diagnostic Radiology の Dr. が
行うため、Diagnostic Radiology の program に在籍している Resident/Fellow もこれらの手技を行う)、血管系の手技は Interventional Radiology の program が開始してからになりそうです…
プライベートの過ごし方

シャーロッツビルは田舎なので、サイクリングやジョギング、ハイキングなどをしています。
また、夏には近くのプールで水泳をしています(大学時代は水球部でした)。
冬はなかなかレジャーが少ないですね。
IVRのこれがいい!&これは大変…!
患者さんの治療のお手伝いを”比較的”直接的な形でできることです。放射線科医になる前には、内科後期研修も経験しましたが、内科医の時は患者さんとの距離感がどうしても近くなってしまいがちで、寝ている時以外はほぼ病院にいました。そのような状況だったので、自分にはこの仕事は長く続けられないであろうと思い、放射線科へと転科しました。IVR は今のところ続けられているので、患者さんとの距離感を含めてちょうど良い程度の仕事なのではないかと思っています。
これからの目標、挑戦したいことを教えてください
- アメリカでの専門医取得、とその後に IVR と読影のお仕事を得ることが目標です。
- 仕事以外ではトライアスロンに挑戦してみたいです!まだ先ですが。